以前、頂いた質問を紹介させて頂きます!
『アロマには興味があったんですが、アロマというと心を癒やして~みたいなポエム調が多く……
「効く、治療」としてアロマを利用したいなぁ(そしてその効くものが良い香りなら嬉しい)。
とおもっていた私は、このブログに出会えて本当に良かったです!
ところで、そんなに何を治療したいかというと肩こりです。
目が悪いからなのかと思ってレーシックまでしましたし、運動もしてるけど、本当に頑固です(T∀T)
性格は暗くはなく、むしろふざけてますがちょっと心配性です。
とある本で見たペパーミント、バジル、アカマツヨーロッパ、真正ラベンダーを2%でというやつは、
あまり効きませんでした。
よろしければ効きそうなやつを、ご教示戴ければと思います。よろしくお願い致しますm(_ _)m』
お問合せ頂き、ありがとうございます
では、まず準備していただく精油の品質です!
・植物学名で品種の特定をしていること
・蒸留部位が明記されている事
・成分分析を行い、その結果を誰にでも公開していること
・蒸留をしたロット番号を明記していること
・生育地、または蒸留地が明記されている事
・蒸留年月が明記されていること
・酸化、ケン化価、屈折率、比重、旋光度、農薬、酸化防止剤が分析されていること
上記条件を満たした精油で、質問者さんの体質を考慮してレシピを考えてみました
ラベンダー・スーパー 10滴
ウィンターグリーン 5滴
イランイラン 10滴
ペパーミント 5滴
ローズマリー・カンファー 5滴
レモンユーカリ 5滴
植物油 8ml
合計40滴で20%、必要に応じて2~3滴を肩に擦り込む。
鎮痛作用、抗炎症作用、そして筋肉を弛緩させる作用のある精油をブレンドして、
筋肉痛、肩こりなどに効果的です❗😄
ただし、ケトン類を含んでいるので神経毒性、流産を起こす危険があるので、
妊産婦、授乳中の女性、乳幼児、てんかん患者さんへの使用はさけてください💦
では精油の勉強です!
【ラベンダー・スーパー】
ラベンダー・アングスティフォリアでもいいのですがこちらの方が安いです😉
筋肉弛緩作用、痙攣を抑え筋肉の炎症を抑える作用
【ウィンターグリーン】
湿布薬などにも使われている成分、サリチル酸メチルが約98%含まれており、
鎮痛・抗炎症作用にすぐれている。アスピリンアレルギーを持った方は注意が必要。
【イランイラン】
精神面の安定と疼痛に効果が期待できる!
【ペパーミント】
メントールに中枢神経の鎮静、痙攣抑制、筋肉の弛緩作用がある。
また、メントンには鎮痛、麻酔、抗神経痛、中枢神経刺激作用があり、
筋肉の拘縮を抑え筋肉を弛緩させてリラックスさせる作用がある。
【ローズマリー・カンファー】
カンファーに鎮痛、抗神経痛、麻酔、中枢神経刺激作用があり、
筋肉の拘縮を抑えて筋肉を弛緩させることで、身体をリラックスさせる。
1,8シネオールの働きで、酷使した筋肉の炎症も抑える。
【レモンユーカリ】
シトロネラールに抗炎症、抗リウマチ、鎮痛、鎮静作用があり、
急性の炎症をともなう症状に有効。
酢酸シトロネリル、酪酸シトロネリルを含んでおり、抗痙攣、鎮静作用もある。
※メディカルアロマテラピーを利用するためには、精油の基本的な性質・効能に関する、
理論を理解することが大切です。 また、肌につけるレシピはパッチテストは忘れずに!😉