鬱血(うっけつ)とは

鬱血とは、臓器組織内の静脈や毛細血管内の血流が滞り、血液が増加した状態をいいます。その原因は静脈が血栓や炎症などにより閉塞するなど様々な要因が考えられます。

鬱血除去作用のあるにおい成分類にセスキテルペンアルコール類があります。セスキテルペンアルコール類はベンゼン環をおよび3炭素の鎖状側鎖を有しているものが多いフェニルプロパイドに構造が似ており、フェニルプロパイトは鬱血除去薬のエフェドリンと関連性があります。

そういう点では、セスキテルペンアルコール類の他の薬理作用から考えても、鬱血除去作用は交感神経興奮による働きと考えられます。

交感神経が興奮すると血管は収縮します。血管が収縮する事によって血液の自然な流れを促しつつ局所の充血を除去します。

 

鬱血除去作用のある精油とそのレシピ

サンダルウッド
シダー
パチュリー
ラブラドルティ
サイプレス
ユーカリ・ラディアタ

サンダルウッド 5滴
シダー 10滴
パチュリー 5滴
キャリアオイル 10ml
午前中から午後にかけて、背骨ラインか心臓付近に数滴塗布。

鬱血除去作用以外に期待できる効果・使い方

上記精油レシピは、成分特性から特に交感神経を興奮させる事による鬱血除去作用である可能性が高いです。
交感神経が興奮すると血圧が上がるため低血圧症の人に効果的です。また風邪や鎮咳効果が期待できます。
交感神経が興奮すると気管支が拡張するので、気管支が収縮する発作の気管支喘息に効果的です。
食欲を抑えエネルギーの燃焼効率と機敏さを上げるのでダイエットにも期待できます。
他にもナルコプレシーや夜尿症に対して使えるレシピとも言えます。

副作用と体質

鬱血除去作用のある薬だと副作用として緊張感や情動不安定がおこりやすくなります。
副作用の特徴から上記レシピの合わない体質を考えると、人見知りが激しい人、人見知りな人、それでも明るくてテンションが高い人などは体質的に合わないと考えられます。

どんな人が体質的に合うかというと、落ち着きがあって、淡々としているタイプで、お笑い番組は好きではなく、牛乳嫌いな人にあっていと思います。

嗅覚反応分析は香りの特性と体質・食事・行動・運動・心理等の相関性を体系的に学んでいく学問です。

自分の体質と合っている精油が知りたい方はAHIS会員にチェックしてもらえます。
お近くの実施店へぜひお立ち寄りください😄

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12月14日(土)~ 12月15日(日)嗅覚反応分析士 応用講座【東京】会場:ワイム貸会議室 お茶の水
12月21日(土)~ 12月22日(日)嗅覚反応分析士 基礎講座【大阪】会場:アットビジネスセンター大阪梅田
(西梅田MIDビル)
1月18日(土)~ 1月19日(日)嗅覚反応分析士 インストラクター認定講座【大阪】会場:天満ガーデン
2月15日(土)~ 2月16日(日)嗅覚反応分析士 応用講座【札幌】会場:札幌駅前ビジネススペース
3月21日~ 22日(日)嗅覚反応分析士 応用講座【金沢】会場:ITビジネスプラザ武蔵

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精油の鬱血(うっけつ)除去作用

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