愛媛といったらみかん
ここ数年、和歌山に首位の座を明渡してはいるものの
それまでは34年連続で出荷量1位を守ってきたみかん大国
みかんの消費も多い愛媛県人には是非行って欲しい
リサイクルがあります
それが「みかんの皮」の再利用です
ミカンの皮を干したものは「陳皮(チンピ)」といって
いろいろな漢方の処方に使われています
又はオレンジピールというハーブにも早い替わり
でも驚くべきはその薬効
認知症患者の一部では脳神経の髄鞘が
損傷をうけていることが明らかになってます
この髄鞘の形成に関わる遺伝子2種の働きを
みかんの皮を干した陳皮が高めることを
マウスの実験で明らかになったのです
髄鞘の破壊が進んだ高齢マウスに陳皮を含む漢方薬を
2ヶ月投与したところ、遺伝子の働きが亢進し
髄鞘は元通りになって運動能力も若いマウスと
同程度になったそうなのです
今やお金やエネルギーをかけてごみ処分する時代
それが有用になる使い方があるのでしたら
これからの高齢化社会や地球温暖化にも
やさしいリサイクルになりそうです