みなさん、こんにちは。
嗅覚反応分析の軍場大輝(くさば ひろき)です。
今回は消化器系疾患の中でも消化不良についてのアロマブレンドを紹介します。
消化不良用のアロマブレンドは数滴をお腹周りに塗布して軽くマッサージして使います。
[ 消化不良・下痢ブレンド1]
ペパーミント 10滴
シナモン樹皮 5滴
クミン 5滴
キャリアオイル 10ml
※刺激が強い精油のブレンドなので、子供や妊婦さん、高齢者は使えません。
[消化不良・下痢ブレンド2]
バジル 10滴
タラゴン 10滴
クローブ 10滴
コリアンダー 10滴
キャリアオイル 10ml
[消化不良・下痢ブレンド3]
プチグレン 10滴
マンダリン 10滴
カモマイルローマン 5滴
キャリアオイル 10ml
※子供でも使えるぐらいの刺激の少ない精油のブレンドです。
[消化不良・下痢ブレンド4]
レモン 10滴
ジンジャー 10滴
ローレル 10滴
キャリアオイル 10ml
※レモン精油に光毒性があるので、紫外線のあたる部分には塗布しないように気をつけます。
次に消化器系におすすめの精油単体を上位4つを紹介します。
上位4つをブレンドしたら良さそうに感じるかもしれませんが、精油同士の相性を考慮して
上記のレシピは考えています。
1位 ペパーミント
学名Mentha piperita
科名シソ科
蒸留部位 花穂/水蒸気蒸留法
芳香分子と目安濃度
l-メントール 45%
l-メントン 25%
左上精油
薬理作用
l-メントールに肝臓強壮作用、鎮痛作用、腸管運動を抑制、防腐作用、粘液分泌、中枢神経刺激、痙攣抑制、発汗、鎮静、筋弛緩、冷却作用などがある。血管を拡張し血圧が下がる働きもある。
海外で過敏性腸症候群の医薬品の材料としても使われている。
〈注意事項〉
乳幼児、妊産婦、授乳中の女性やテンカン患者などには使用を注意する。
2位 バジル
学名 Ocimum basilicum
科名 シソ科
蒸留部位 花と花穂/水蒸気蒸留法
芳香分子と目安濃度
チャビコールメチルエーテル 80%
左下精油
説明
チャビコールメチルエーテルは鎮痙攣作用、消化促進作用があるので、
胃痙攣、痙攣性大腸炎、下痢、便秘などの消化器系疾患に効果的である。
3位 タラゴン
学名 Artemisia dracunculus
科名 キク科
蒸留部位
花と茎葉/水蒸気蒸留法
芳香分子と目安濃度
チャビコールメチルエーテル 80%
薬理作用説明
チャビコールメチルエーテルは鎮痙攣作用、消化促進作用があるので、
胃痙攣、痙攣性大腸炎、下痢、便秘などの消化器系疾患に効果的である。
4位シナモン樹皮
学名 Cinnamomum zeylanicum
科名 クスノキ科
蒸留部位 樹皮/水蒸気蒸留法
芳香分子と目安濃度
ケイ皮アルデヒド 70%
説明
芳香族アルデヒド類は非常に強い抗感染症作用があり、消化器系からの感染症予防に効果的である。
どのブレンドもおすすめですが、体調や体質によって効果的なブレンドは変わってきます。
嗅覚反応分析で自分を知り、自分にあったブレンドもわかります。
全国に117店舗の嗅覚反応分析実施店があります。(嗅覚反応分析実施店はこちら)
嗅覚反応分析とは(こちら)
嗅覚反応分析士認定校(基礎講座)の紹介(こちら)
嗅覚反応分析士認定団体
AHIS/健康包括支援協会 HP