怒りのメカニズムには脳の「扁桃体(へんとうたい)」が関係しています。
「扁桃体」は脳の大脳辺縁系の一部です。
人の「好み」に違いがあるのはこの「扁桃体」が決めています。
好きな食べ物、嫌いな食べ物、笑顔などの表情
特定の嫌いな人の声・姿に反応したり、好きな人の声・姿に反応したりする細胞が「扁桃体」にあります。
どんな膨大な情報であろうと、最終的には扁桃体で快・不快の2つの反応に集約されます。
「好き」という感覚の時はドーパミンを分泌し、「嫌い」という感覚の時はノルアドレナリンを分泌します。
この「ノルアドレナリン」、怒りのホルモンとも呼ばれ、心拍数や血圧の増加を起こします。
それによって更に怒りがエスカレートしていきます。
この怒りを抑えてくれるのが理性であり、大脳新皮質です。
理性で自分を律する事で怒りをコントロールする。
それが出来ないから怒っているんですよねぇ
でも今回はそんな理性で怒りを静めるのではなくアロマです
「扁桃体」の働きを逆手にとって不快な情動の時に好きな香りを嗅ぐことで快な情動を刺激します。不快な情動を快の情動で相殺する方法です。
怒りを発散するアロマは簡単です!
好きな香りを嗅ぐだけでいいのです
ただし怒りの度合いが数値で表すなら「5」
好きな香りお度合いが「3」なら怒りは収まらないでしょう
アロマでも早期対応が重要ですネ