こんにちは、軍場大輝(くさば ひろき)です。
若い時にはなかったのですが、年を重ねると関節や節々が痛むって本当にあるんですね。
特に寒くなると、顕著にその特徴が現れるような気がします。
しかも、その状態で急に運動をしようものならケガする可能性はUPするのは当然。
普通に歩くだけでも筋肉痛になるって感じです。
今回はそんな関節炎、腱炎やぎっくり腰、筋肉痛などに効果が期待できるアロマレシピと精油の紹介です。
特に高齢者にも使いやすい精油を選択しました。
【関節の痛み、筋肉痛におすすめなアロマレシピ(10%濃度)】
ヤロー 5滴
ヘリクリサム 5滴
ユーカリ・レモン 5滴
ウィンターグリーン 5滴
キャリアオイル 合計が10ml になる量
1日3回、痛む部分に適量塗布。特に寝る前の塗布が効果的です。
炎症と痛みを抑え、回復を促すレシピです。
各精油の特徴を紹介します。
【ヤロー】
5ml1万円ほどする高価格帯精油です。カマズレンという抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用、鎮掻痒作用、皮膚組織再生作用のある特徴的な成分を含みます。この成分は他にはカモマイル・ジャーマン、タナセタムに含まれていて代用ができると思います。どれも5ml1万円ほどする高価格帯精油で、カマズレンが青色の成分なので精油も共通して青色です。
【ヘリクリサム】
5ml8000円以上する高価格帯精油です。β-ジオンという血液凝固阻止作用、血腫抑制作用のある成分を含みます。他の精油にはない成分で、代用できる精油はありません。
血腫抑制作用が特に特徴的な精油で打撲に対してはわかりやすいぐらいな効果が期待できます。
【ユーカリ・レモン】
10ml2000円台の低価格帯精油です。一般的なユーカリは、ユーカリ・グロブルスやユーカリ・ラディアタの事で、ユーカリ・レモンの事をユーカリと略す事は少ないです。レモンユーカリ、ユーカリシトリオドラとも呼ばれます。抗炎症作用、鎮痛作用のあるシトロネラールという成分を80%前後含みます。この成分は蚊が嫌いな香りなので、蚊除け効果が抜群です。同じ成分を含む精油にシトロネラ•ジャワがありますが、含有率が40%前後なのとメジャーな精油でないので、代用する必要はないかと思います。
【ウィンターグリーン】
10ml4000円台の中価格帯の精油です。サリチル酸メチルという成分を90%以上含み、この精油にしか含まれていません。抗炎症作用、鎮痛作用、抗痙攣作用のある成分です。アスピリンと同様に強い鎮痛効果が期待できます。
この4つの中ではヤロー以外は、どれも常備しておきたい精油でもあります。また禁忌事項の少ない精油達ですが、ヤローはキク科なのでブタクサアレルギーの人はバッチテストをした方が良いかもしれません。ヘリクリサムはケトン類を含みますが、含有量と使い方から考えると注意するほどでは無いと思います。ウインターグリーンはアスピリンアレルギーのある方は避けてください。
関節の痛みは年齢に関係なく起こると思いますが、今回は高齢者でも安心して使える精油に絞ったアロマレシピと精油の紹介でした。
また次のブログでお会いいたしましょう(^○^)