インスリンとは
インスリンとはホルモンの一種。すい臓から分泌され、血糖値を下げます。
食事をすると血糖値は上がります。血糖値が上がると、体内でそれを感知して、すい臓がインスリンを分泌し始めます。インスリンがインスリン受容体と結合すると、細胞のドアが開かれブドウ糖が細胞内に入っていき血中の血糖値が下がります。
インスリンが必要量分泌されなかったり、分泌の速度が遅いと血糖値が下がらない原因となります。
また、インスリン抵抗性といって、インスリンは必要量分泌されているのに、正常に機能しない場合があります。
インスリン受容体の方がインスリンと結合しない、もしくは結合しにくい状態で、そのために血糖値が下がらないことがあります。
糖尿病とは
糖尿病とは、糖が尿に流れ出てしまう病気で多くの人を悩ませている現代病の一つです。
糖分は本来、体内の細胞の栄養となり、私たちの体の健康の維持に欠かせない栄養素です。
しかし、糖分や栄養素を摂り過ぎると血液内のブドウ糖の数値(血糖値)が上がります。
食後は誰でも血糖値は上がるものですが、血糖値が下がらず、血液中にブドウ糖が余り、尿にブドウ糖が漏れ出る状態を糖尿病といいます。
糖尿病には1型と2型があり、日本人のほとんどの方は2型糖尿病です。
2型糖尿病のタイプ
①インスリンの出が悪い
インスリンの量が基本的に十分でないため、インスリン注射をして補ってあげる場合が多いです。機能が回復すれば、インスリン注射を止めることも可能です。
②インスリンの働きが悪い
インスリン自体は製造され、分泌されているものの、肝心のインスリンの元気がなく、その働きが悪かったり、本来の機能を果たしてくれない状態です。
③インスリン受容体の働きが悪い
インスリンを鍵とするなら、鍵穴の役割をするインスリン受容体。このインスリン受容体が元気がないと、ブドウ糖を細胞内に入れる事が出来ずに血糖値が下がらないです。これはインスリン抵抗性と呼ばれることもあります。
どれか1つだけのタイプの方もいれば、すべて関係している場合もあります。
糖尿病の治療法
①食事療法
体が処理できないくらいの糖分や栄養の過剰摂取は控える必要があります。
②運動療法
運動はインスリンの効きをよくするという報告もあります。インスリンが元気がない方は、取り組んでみる価値があります。週3回30分~1時間程度のウォーキングがすすめられています。
③薬物療法
かなり高血糖の場合、薬によって早目に血糖値を下げるのが有効な場合があります。
【糖尿病と嗅覚反応分析】
食べ過ぎにより血糖値が高くなるのは物理的な原因。運動療法も結局は糖質を消費する方法。
上がった血糖値を下げる薬も全部、対症療法。
インスリンの分泌が悪くなる、働きが悪くなる、受容体の働くなるなどして血糖値が上がっているのに、根本原因を無視して上がってしまった血糖値を下げようとします。
問題は血糖値が高いだけでなく、細胞内に栄養が行きわたらない事なのです。血糖値を下げただけでは、細胞内に栄養が行きわたるわけではないと、食べても元気になれない状態になります。血糖値が高い理由を見極めなければいけません。
<インスリンの分泌が悪い時のアロマレシピ>
レモングラス 10滴
リトセア 10滴
ローズマリー・ベルベノン 10滴
ペパーミント 10滴
キャリアオイル 10ml
・夕方に胸と背中あたりに数滴塗布
・生野菜、果物、水の摂取も同時間帯に意識する事がポイント!
・ストレッチも効果的
<インスリンの働きが悪い場合のアロマレシピ>
バジル 10滴
マジョラム 10滴
ゼラニウム 10滴
フェンネル 10滴
キャリアオイル 10ml
・お昼にみぞおち、背骨のラインに数滴塗布
・牛肉やスパイス系を意識して摂ると良いです
・同時間帯の女子会やカラオケがおすすめ
・運動はダンスなどのリズミカルな運動がおすすめ。
<インスリン受容体の働きが悪い場合のアロマレシピ>
アカマツ・ヨーロッパ 10滴
ブラックスプルース 10滴
レモン 10滴
グレープフルーツ 10滴
キャリアオイル 10ml
・午前中に紫外線があたらないように腰とお腹に数滴塗布
・同時間帯に豆類、キノコ類、黒こしょう、エビ、未精製の穀類などクロムを多く含む食品を摂取する
・筋トレも効果的
なぜこの3つのレシピがそれぞれに効果的なのかはAHIS認定アドバイザーの方はわかりますよネ。
どんな状態でもそうですが、体質を診極めて対処すれば半身浴を熱々の全身浴に代えるだけでもトラブルが解決する事があります。
体質のヒントは匂いの好み。どんな薬理作用のある香りを好むかで60兆の細胞の反応を読み解ける可能性があります。
嗅覚から体質を分析する嗅覚反応分析に興味のある方はぜひ下記のHPよりご確認ください😄
https://ahis.or.jp/about