振込め詐欺は、巧妙な心理トリック、脳の働きを利用した極めて悪質な犯罪といえます。
振込め詐欺にあった人の多くは誰しも「私は騙されない」と思っています。
被害者が振込め詐欺の電話を受けた時、「泣き声」「借金の保証人」「交通事故」などのショッキングなキーワードによって、心拍数は跳ね上がります
脳の扁桃体という部分では、身に迫る危険を察知して、心拍数が上がり、汗を出すように身体に命令を出します。
こうなってしまうと、ニセの子供かどうか、話が嘘か本当かという前に、扁桃体がずっと活動しっぱなしの状態に追い込まれ、強い不安を感じてしまいます。
そして、そこから逃れるために振込みに至ってしまうのです。
「相手の名前を聞く」とか「折り返し電話する」とか「おかしい部分を問いただす」などの対策は、扁桃体が冷静さを取り戻さないと、その対応すら出来ないといいます。
振込め詐欺にあって被害者は一度だけ冷静さを取り戻す瞬間があるようです。
それは銀行で現金を用意して手に握り締めた時のようです。
この時、本人は「妙な安心感」を感じると言います。
「お金を振込めばすべて解決する」という気持ちが安心感を生むのかもしれません。
銀行側はそういった被害者の心理に対応して、振込め詐欺に気づいても、まずは現金を準備してから説得するといいます。
振込め詐欺に遭った時に最も重要なのは自分が普段と違う心理状態に陥っている事を自覚することらしいです
そこでおすすめする精油は
マンダリン、プチグレン
アンスラニル酸ジメチルという強い抗不安作用をもった成分を含んでいるので、お金を振込まなくても安心感が生まれるでしょう
カモマイル・ローマン
中枢神経を鎮静してくれる数少ない精油扁桃体をも冷静にしてくれるでしょう
ラベンダー、イランイラン
鎮静作用のあるエステル類を含み、人気のある香りでもあるのでとっさに使いやすい精油でもあります
また、嗅覚を利用する事で、自分が冷静な判断ができるタイプかそうでないか判断できるかもしれません。例えば、上記の香りが好きな人は、冷静な判断が苦手なタイプかもしれません。
冷静な判断力に欠かせないオメガ3を積極的に摂取するのも良いと思います。
亜麻仁油やエゴマ油、青魚、くるみに多く含まれています。
嗅覚反応分析では、8本の香りに対する嗅覚反応をグラフ化する事により自分の状態を簡単に確認する事ができます。
ご興味のある方は、健康包括支援協会/AHISのHPをご確認ください。
嗅覚反応分析士認定講座では、「香り」と「食べ物・体・症状・体質など」の関係を論理的に学んでいきます。