「ハルシオン」とはトリアゾラム(Triazolam)という向精神薬で
強力な睡眠薬なのです
副作用としてけいれん発作、ふるえ、不眠、不安、幻覚、妄想など
医師の判断なしに急に中止したり減らしたりすると
禁断症状が現れることがあります
高齢化社会、ストレス社会にともない
不眠症の方は増えており、需要は増える一方でしょう
そんなハルシオンはベンゾジアゼピン系の眠剤です
一般的にベンゾジアゼピン系薬剤は大脳辺縁系における
情動機能の抑制や賦活機構を抑制し、抗不安作用
抗痙攣作用、睡眠作用、筋弛緩作用を示します。
そこに注目して不眠症レシピを考えてみました
(ケモタイプ精油辞典参照)
【カモマイル・ローマン】Chamaemelum nobile/シソ科/花
鎮痙攣作用、鎮静作用、神経バランス回復作用、抗炎症作用、
血圧降下作用のあるエステル類を高比率含有。
治療特性として中枢神経鎮静作用あり
【タラゴン】Artemisia dracunculus/キク科/花と茎葉
鎮痙攣作用、鎮痛作用、抗炎症作用のあるフェノールメチルエーテル類を
高比率含有。治療特性として筋肉弛緩作用あり
【ベルガモット】Citrus aurantium ssp.bergamia(Ze)/ミカン科/果皮
柑橘系の中でのエステル類の含有はめずらしくリラックス作用あり。
d-リモネンによる中枢神経抑制による鎮静効果でエステル類との
相互作用にも期待大。
【マンダリン】Citrus reticulata(Ze)/ミカン科/果皮
数%含むアンスラニル酸ジメチルには強い抗不安作用あり
治療特性としても中枢神経調整作用、誘眠作用、交感神経の鎮静作用
筋肉弛緩作用がありこのレシピの中でも主役級
【ラベンダー】Labandula angustifolia/シソ科/花穂
エステル類と鎮静、抗不安、血圧降下作用のあるリナロールをバランス良く
配合。筋肉弛緩作用もありトップクラスとまではいかないまでも
その多くの薬理効果で安定した結果が期待できそうです
カモマイル 4滴
タラゴン 1滴
ベルガモット4滴
マンダリン 7滴
ラベンダー 4滴
ジェル 10g
就寝15分前にみぞおちに適量塗布
手首や土踏まずでも可
他にも不眠症に期待できそうな精油は多数あるので
オリジナルで試してみては